今、実印を購入しようと当サイトに来られたと言うことは、いずれ印鑑証明が必要だからですよね。

もし、そうでなくても、印鑑証明が取れないような実印を購入してしまったのでは意味がありません。

この印鑑証明を発行してもらうには、当然なのですが印鑑登録をしなければならない訳です。

でも、どのようなハンコであっても印鑑登録が認められるわけではないと言う事をここで再確認しておきましょう。

例えば、下記のようなものは登録を拒否されることになりますので注意しておきましょう。

印影の文字の判読ができないものや鮮明ではないもの

簡単に言えば、何が書いてあるか読めないものは登録できませんよって事ですね。

実印は、複製されて悪用されたら困るので出来るだけ判読しにくいものを作りたいところ。

でも、判読できないものは駄目だなんて、なんだか矛盾しているような気もしますね。

ここは、案外と難しいところなんですが、書体選びが鍵を握るところかと思います。

実印に向いている書体としては、印相体いわゆる吉相体を勧める印鑑屋がよくあります。

でも、吉相体というのは篆書体から派生した書体でデザイン重視で作られたもの。

たまにですが、登録不可なんて事もあるとかなんとか。

その点、篆書体はお札にも使われる程の由緒ある書体です。

だから、確実に登録できるという観点から、当サイトでは実印には篆書体をお薦めしています。

ちなみに、試しに、当サイトで同じお店で、同じ名前で篆書体で彫ってもらいました。

結果、印影は同じものにはなりませんでした。

印鑑屋さんも、そのあたり心得ているようで印影デザインは手作業で変えているようです。

鮮明ではないものも駄目とのことですが、このあたりは印材の捺印性とかが関係する話。

これについても、当サイトではいろいろと印材を購入して試してみました。

まぁ、これは個人の主観もありますが、やはり象牙っていいですよね。

他の人が既に登録しているもの

これも印鑑証明を取得するための実印なのだから、当たり前と言えば当たり前の話ですね。

でも、注意しなければならないのは、他人からもらった印鑑を実印にする場合ですね。

例えば、親から譲り受けたとか、そういったケースが考えれれるのではないでしょうか。

ちゃんと印鑑登録を抹消してあるのならいいんですが、そのままって場合もあるかもしれません。

あと、そもそも譲り受けた印鑑と言うことは、それまで何年か使ってきたものである訳です。

だから、20年使える印鑑でも、15年使ったものなら耐用年数は残り5年になってるかもしれません。

形見の品とかいう場合もあるでしょう。でも、それだったら大事に取っておいてもいいのでは。

やっぱり、一番いいのは、やっぱり自分で新しく作るのが安心だし無難でしょうね。

印鑑の一部が欠けているもの

個性的なものをと言うことで、わざと欠けている印鑑を登録する人もいないでしょう。

いやぁ、これは言及するまでも無いことかと思いますが、いかがでしょうか。

印鑑の輪郭が著しく欠損しているもの及び輪郭がないもの

これも、上記の欠けているものが駄目と言うのと同じ理屈なのでしょう。

この輪郭が欠けると言うことは、あまり細い彫り方をしていると起こりうる話です。

登録時にはOKでも、証明取る時に欠けていても意味がありませんね。

自分の名前の文字の画数とか多い人は注意した方がいいですね。

そんな方は、彫る時に一画一画が細くなりがちなので注意が必要です。

実印発注時に、あらかじめ文字を太めで彫ってくださいと言っておくと良いです。

ゴム印など、変形しやすいもの

実印は、印鑑証明をもらうために登録する訳です。

捺印する度にグニャグニャと印影が変わったのでは意味がありません。

だから、熱にとけやすいプラスティック素材で作ったりしちゃ駄目ですね。

まさか、実印を夏の車のダッシュボードに置きっぱなしなんて人もいないでしょう。

実印は、丈夫な素材で作り、なおかつ大切に保管しましょう。

職業・資格など、他の事項なども表しているもの

署名するときに、職業や資格まで書く人もいないでしょう。

これも当然といえば、当然かと思います。

住民基本台帳又は外国人登録原票に記録又は登録されている氏名、氏若しくは名、 又は氏名の一部を組み合わせたもので表していないもの

大事な契約をする場合、それが本人がしたものかどうかを証明するために印鑑証明が必要な訳です。

住民票などと一緒に、印鑑証明を提出した際に、そこに記載してある名前と違ってたら、本人である証にならないので、意味ないですからね。

印影の大きさが8mmの正方形枠内に入るもの、または、25mmの正方形枠をこえる印鑑

ここは、普通に印鑑屋さんで実印として販売されているものを購入する限りは心配ないかと思います。

市長・区長などが「適切でない」と認めない場合

これに付いては、もう何が良くて、何が悪いのかは役所に直接聞いてみないとわからないでしょう。 

でも、おそらくここまでの項目を守っていたら登録できないという事はないかと思います。

だから、これは万が一のときの、お役所の言い訳的な項目のような感じもします。

印鑑登録できないケースまとめ

主な印鑑登録が認められないのは大体これらのことに該当するケースです。

でも、自治体によってはほかにもなにか盛り込んでいることがあるかもしれません。

だから、実印を用意する前に、自治体のホームページを確認したり、直接問い合わせをすることによって、認められないケースを把握しておくことが大切です。

また、印鑑登録をするためのハンコを購入するにあたっては、実印として使用する印鑑を製作して欲しいということを伝えると、規格が合わないという失敗を避けられるでしょう。