印鑑ケースは購入までに必ず用意しよう
実印とは、一度購入すると何度も買い換えるようなものではありません。
だからこそ、買う前には必ず印鑑ケースを用意しておく事をおすすめします。
象牙や黒水牛などの耐久性がいくら高いと言っても乾燥させたらヒビも入ります。
チタン印鑑でも、高いところから強く落下したら傷が付いたり歪む可能性もあります。
実印を大切にしたいなら、裸のまま保管するのは、決して望ましいことではありません。
購入後に、慌てて適当な入れ物を探し回るくらいなら一緒に買っておくのがベストです。
印鑑ネット通販の多くは5,000円以上購入で送料無料となっているところが多いです。
印鑑ケースは送料無料にするためにも、ちょうど良いオプション品にもなりますよ。
印鑑ケースは大きさに注意して選ぼう
実印を購入する際、よく印鑑ケース付セットとかってありますよね。
お値段もリーズナブルで、大きさもピッタリだしとても有難いですよね。
だけど、買ったのがいい印鑑であればある程、もっとお洒落で格好いい良くて、かわいいデザインのものが欲しくなるのが人の人情というもの。
そうなると、別売りの印鑑ケースを選ぶことになってきます。
もし、別売りのケースを購入するなら、必ず確認しないといけないのが印鑑ケースの大きさです。
実印なら、たいてい13.5mm、15.0mm、16.5mm、18mmのいずれかだと思います。
実際のお店で購入する場合は、ちゃんとケースに入るかどうか現物でチェックできます。
でも、ネット通販の場合、実際に商品を手に取ることができません。
記載のサイズの表記をを見忘れがちです。それで、家に届いて入れてみたら入らないなんて事も。
必ず、自分が持っている印鑑のサイズを確認してからケースを購入するようにしましょう。
印鑑ケースの朱肉は普段は使わない
最近の印鑑ケースには、たいてい朱肉付きになっていますよね。
ついつい使ってしまうあの朱肉、実はあまり使わない方がいいんです。
なぜだと思いますか?
「あの朱肉ばかりを使っているとすぐに補充しなきゃいけないから」
まぁ、詰め替え交換の手間とかもありますが、経済的な理由だけではないんです。
印鑑ケースの朱肉って、使いづらいとか、ちょっと小さいと思った事ありませんか?
つまりですね、そう言う事なんです。
印鑑ケースって携帯性を確保するために、出来るだけ小さいサイズにしたい訳です。
必然的に、そこに付いてくる朱肉は入れる印鑑より少し直径が大きい程度。
だから、コツンとぶつけちゃうんですよ。それも知らない間に。
よく、前に使った時は大丈夫だったのに、落とした覚えもないのに実印が欠けちゃってるってのは、大抵これが原因だったりするんですね。
だから、実印を長持させたいなら印鑑ケースの朱肉は使わない方がいいんですよ。
あれは、あくまで緊急用と考えておくくらいにしておきましょう。
朱肉の選び方
それから、印鑑と一緒に用意するものとしては朱肉を挙げることができます。
朱肉が要らないようなタイプの印鑑もありますが、そうではないものを購入するなら選び方に気を付けましょう。
まず、朱肉で大事なのは乾きの良さです。
なかなか乾いてくれないということだと使い勝手が悪いですから、速乾タイプの朱肉を購入することをおすすめします。
また、個人用の印鑑でこのような問題が起こることはまずないのですが、会社の印鑑の場合は朱肉の盤面に全体があたらないということがあります。
盤面が狭いと全体に行き渡らせるために何度も場所を変えて朱肉に印鑑をつけなくてはいけないため、ストレスに感じてしまいます。
そのため、このような印鑑の場合の朱肉の選び方としては、なるべく盤面が大きいものを購入するのがおすすめです。