実印の素材の種類について
 
ここでは、実印のおすすめ素材について詳しく調べてまとめてみました
 
いざ実印を作ろうと思っても素材の種類が多すぎてどれを選べば良いか悩みませんか?
 
でも、実印にあまり値段の安い印鑑を買って欠けても嫌ですし、また高いのは本当に価格なりの価値があるのかも疑問ですよね。
 
そこで、実印の素材はどんな種類があるのか?材質ごとの特徴と違いやどの素材がどんな方におすすめなのか?まとめてみました。
 
ぜひ、ご一読いただいて、実印の材質選びにお役立てくださいね。

実印の素材は全部で5種類。

実印の素材は次の5種類に分類できます。

基本的には、お好きな素材を選ぶのが一番だと思います。

でも、実印に使われる素材の特徴を知れば、より自分と相性の良い印鑑が作れますよ。

それでは、それぞれの種類について、できるだけわかりやすくご紹介していきますね。

木材の素材の印鑑の特徴は?

木の印鑑は比較的リーズナブル。安いので予算が少ない時におすすめ。

木材系の実印素材の特長

木の素材の印鑑にはどんなのがあるの?

薩摩本柘、彩樺、玄武、アカネ、黒檀、白檀、エボニー(縞黒檀)、ローズウッド(紫檀)、楓(かえで)、屋久杉、智頭杉(ちずすぎ)、神楽檜(かぐらひのき)、スネークウッド(豹麗木)、ヒバ、オノオレカンバ(斧折樺)など

木と言えば美しい木目模様が特徴ですね。木目は繊維の名残りです。繊維があると朱肉がよく馴染みます。朱肉ノリが良いので誰でも上手に捺印できます。

あと結構、木の印鑑素材って種類が多いなぁって思いませんか?これだけ種類が多いので、安い値段の印鑑が探しやすい素材でもあります。

実際、柘(アカネ)とか安いもので1,000円前後で売っている事さえあります。ただ、あまり安すぎるのは急ぎの時以外は避けたいものです。

また、木は材質が柔らかいです。柔らかいと手彫りと相性がいいです。なので、安い値段で手彫り印鑑をお探しの方にもおすすめです。

木製の印鑑のメリットは?

値段が安い。重さが軽い。朱肉ノリが良い。押しやすい。木目模様が美しい。エコ素材が多い。手彫りしやすい。納期が早いものが多い。選択肢が多い。

木製の印鑑のデメリットは?

火に燃える。水に弱い。落下に弱い。割れやすい。欠けやすい。お手入れが意外に面倒。

木製の印鑑で人気があるのは?

薩摩本柘、彩樺、玄武あたりが人気です。

木の印鑑はこんな方におすすめ!

  • 上手に捺印できる印鑑が欲しい
  • とにかく値段が安い印鑑が欲しい
  • 手彫り印鑑を安い値段で探したい

角や牙の素材の印鑑の特徴は?

角や牙の実印は落ち着きがあり、他人に見られても恥ずかしくない。

角牙系の実印素材の特長

角や牙の素材の印鑑にはどんなのがある?

黒水牛、オランダ水牛(牛角)、象牙、マンモス、マッコウクジラ、カバ、シャコガイなど

黒水牛やオランダ水牛をはじめとする動物由来の角牙系の印鑑素材がこちらになります。

思いのほか、選択肢が少ない印象ですね。

薩摩本柘と並んで、黒水牛、オランダ水牛、象牙は開運印鑑によく使われています。

ただ、このジャンルで有名だった象牙は規制が厳しくなり入手困難になりました。

そのため、どの印鑑ショップでも、象牙のかわりにチタン印鑑に力を入れていますね。

角や牙の印鑑のメリットは?

高級感がある。落ち着きがある。重さが軽い。朱肉ノリが良い。押しやすい。手彫りしやすい。納期が早い。

角や牙の印鑑のデメリットは?

火や水に弱い。乾燥に弱い。手入れを怠るとヒビ割れる。落下に弱い。黒水牛と牛角以外の選択肢が少ない。象牙など入手困難なものがある。

角や牙の印鑑で人気があるのは?

黒水牛、オランダ水牛、象牙あたりが人気です。

角や牙の印鑑はこんな方におすすめ!

  • 高級感のある実印が作りたい
  • 縁起や生まれ年が気になる
  • 法人用の落ち着いた実印が欲しい
  • 今のうちに希少性ある実印が欲しい(象牙)

金属素材の印鑑の特徴は?

金属で作った印鑑はとにかく頑丈。耐久性の高さで実印にもおすすめ。

金属製の実印素材の特長

金属製の印鑑素材はどんなのがあるの?

チタン、黒チタン、金チタン、プリズムチタン、アルミ、銀、コバルトクロムモリブデンなど

最近、人気のチタン印鑑などの金属製の実印素材の種類はこんな感じです。

全体に選択肢は少ないですが、チタン印鑑は、黒や金はプリズムカラーなどカラーバリエーションが増えてきました。

チタン以外にも、アルミニウムやコバルトクロムモリブデンなどこれからどんどん種類は増えてきそうです。今注目の素材です。

金属の印鑑のメリットは?

印鑑素材で最も耐久性が高い。長持ちする。火に強い。水にも強い(チタン)。高級感がある。手入れが簡単。

金属の印鑑のデメリットは?

値段が高い。金属なので重い。手彫りには向かない。納期がかかる。素材自体の種類が少ない。選択肢が少ない。

金属の印鑑で人気があるのは?

チタン、黒チタン、金チタンあたりが人気です。

金属印鑑はこんな方におすすめ

  • 長持ちする一生モノの実印が欲しい
  • 地震火災や洪水に強い印鑑が作りたい
  • 汚れたら水で洗える印鑑が欲しい

宝石素材の印鑑の特徴は?

宝石とパワーストーンは風水や占いの定番。運気アップにおすすめ。

宝石系の実印素材の特長

宝石素材の印鑑にはどんなのがあるの?

琥珀、水晶、ローズクォーツ、シトリン、タイガーアイ(虎目石)、ラピスラズリ、翡翠、アベンチュリン、コーラル(珊瑚)、オニキス、黒曜石、アメジスト、メノウなど

想像以上に選べる素材が多いと思いませんか?木の素材に匹敵するくらいあります。

宝石としては有名でも、これで印鑑作れるの?って感じの素材まであって驚きです。

ただ、これだけの種類を置く店となると限られるので、お店を選ぶ必要はあります。

一般的に人気なのは、琥珀と水晶ですね。

宝石印鑑のメリットは?

宝石なので美しい。高級感がある。火や水に強いものが多い。他人と被りにくい。選択肢が多い。手入れが簡単なものが多い。

宝石印鑑のデメリットは?

値段が高い。在庫切れが多い。納期がかかる。入手困難なものがある。手彫りには向かない。

宝石印鑑で人気があるのは?

琥珀、水晶、ローズクォーツあたりが人気です。

宝石印鑑はこんな方におすすめ!

  • 綺麗な印鑑が欲しい
  • 珍しい素材で作りたい
  • 自分と相性の良い印鑑が欲しい
  • 風水や占いなどに興味がある
  • 誕生石やパワーストーンが好き

次世代素材の印鑑の特徴は?

機能的でおしゃれな素材が多く、オリジナリティーある実印が作れる。

人工素材の実印材料の特長

次世代素材の印鑑にはどんなのがあるの?

クリスタル付き黒水牛、パール加工の柘植印鑑、革張りチタン、カーボンチタン、セラミック、フルカーボンなど

こちらには素材の持ち味を活かして、さらに手を加えた実印の材料をまとめてみました。

流石に、最先端の素材といった感じで、名前に特長があらわれていますね。

次世代印鑑のメリットは?

機能的なものが多い。デザイン性が高い。お洒落な物が多い。高級感がある。長所がある。他人と被りにくい。

次世代印鑑のデメリットは?

値段が高い。その店でしか買えないオリジナル商品が多い。納期がかかるものが多い。

次世代印鑑で人気があるのは?

クリスタル付黒水牛、パール加工の柘植印鑑、カーボンチタンが人気です。

次世代印鑑はこんな方におすすめ!

  • 機能性に優れた実印が欲しい
  • 誰も持ってない実印が作りたい
  • ワンランク上の実印に興味がある

実印のおすすめ素材のまとめ

ここまで、実印の素材の種類と選び方についてご紹介してきました。

実印の素材の種類のまとめ

まとめると、

  • 印鑑の素材は全部で5種類ある。
  • 木製…値段が安くて使いやすい。
  • 角牙…高級感と落ち着きがある
  • 金属…高価だけど耐久性がある
  • 宝石…高価だけど綺麗で美しい。
  • 次世代…ワンランク上の新素材。
  • 開運…本つげ・黒水牛・牛角・象牙
といった感じですね。
 
実印値段.comでは、私の購入体験と口コミの評判、素材やサイズごとの値段調査をもとに実印ショップを比較していますので、実印が欲しい方は以下のリンクからぜひチェックしてみてくださいね!