薩摩本柘の印鑑には、買う前に知っておく方が良いデメリットが5つあります。
逆に言えば、これらのデメリットが気にならない人には最高の印鑑となります。
そこで、薩摩本柘のデメリットをまとめたので購入前に確認してみてください。
実印には値段が安くて恥ずかしい
薩摩本柘の印鑑1つ目のデメリットは、実印にするには値段が安すぎる事です。
薩摩本柘は全体に安い方ですが、お店によっては相場以上に安い店があります。
極端に安い薩摩本柘を買うと、偽物を掴まされて他人に見せると恥を欠きます。
大切なのは柘、アカネなど紛らわしい素材と間違って買わないようにすること。
薩摩本柘とちゃんと明記した印鑑を、適正価格で販売するお店で選びましょう。
薩摩本柘の印鑑相場は約2,500円~8,000円程度。これを目安にお店を選ぶと失敗は少なくなります。
実印に使うと耐久面で不安がある
薩摩本柘の印鑑2つ目のデメリットは、実印としては耐久面で不安があること。
最近は、チタンなど半永久的な耐久性を誇る素材を用いた印鑑も売っています。
それに比べると、薩摩本柘は木材なので火に弱く水にも弱くて長持ちしません。
チタンが20年保証なのに薩摩本柘は10年保証というお店もあるくらいです。
薩摩本柘でも丁寧に使うと10年以上持つので、大切に物を使う人なら買っても大丈夫と思います。
実印には個性的でなく地味すぎる
薩摩本柘の印鑑3つ目のデメリットは、実印に使うと地味な印象を受けること。
薩摩本柘の印鑑は、木材剥き出しなので良く言えばシンプル、悪く言えば地味。
印鑑屋は「木目模様が美しい」とか言いますが買えばやっぱり平凡な印鑑です。
但し、チタンや黒水牛で味わえない「木の温もり」を感じるのはメリットです。
自分が気に入るかは自身の問題ですが、他人が温もりある印象を受けるのは間違いないと思います。
薩摩本柘は誰でも簡単に手に入る
薩摩本柘の印鑑4つ目のデメリットは、誰でも簡単に手に入る印鑑であること。
入手しやすいのは良いですが、印鑑として定番すぎて個性的だとは言えません。
だから、個性的な実印が欲しい人は買わない方が良い。満足度が得られません。
但し、簡単に入手できるので、急ぎの時には対応して貰いやすいとも言えます。
簡単に入手できるという事は、実印が急ぎで必要になった時には対応して貰いやすいとも言えます。
開運印鑑などの怪しいお店が多い
薩摩本柘の印鑑5つ目のデメリットは、開運印鑑などの怪しい業者が多いこと。
昭和の頃に流行った開運効果をウリにするような、印鑑業者に注意が必要です。
印鑑を買い替えただけで運気が上がるなら、誰もが大金持ちになれるはずです。
薩摩本柘で何十万円もするのは怪しすぎます。高額すぎる印鑑は避けましょう。
最近はネットもあるので、口コミや評判をしっかりチェックすれば悪徳業者を避ける事が出来ます。