日本の印鑑制度って、何だか不便でおかしいところだらけで闇を感じますよね。
でも、印鑑滅びろ!と叫んでみても印鑑は一向に無くなる気配すらありません。
ここでは、日本の印鑑制度対する疑問と有効な対抗手段についてご紹介します。
日本の印鑑制度に思う4つの疑問
- サインや指紋で十分じゃないの?
- なんでシャチハタじゃ駄目なの?
- 他の印鑑と分ける意味なくない?
- 印鑑に関する利権と策略がある?
サインや指紋で十分じゃないの?
印鑑滅びろと思う1つ目の理由として、三文判での捺印の疑問が挙げられます。
例えば、回覧板とか荷物の受取とかはハンコである必要性があるのでしょうか。
最近は、誰でもいつでも簡単に百均とか行けば、安い値段で三文判が買えます。
そんな子供でも買える印鑑を押すことに何の意味があるのか?疑問に思います。
三文判に百円以上使うならサインや指紋のが無料だし信憑性もあると思います。
最近、配送会社によっては判子でなく機械にサインですね。近いうちに統一されるかもしれません。
なんでシャチハタじゃ駄目なの?
印鑑滅びろと思う2つ目の理由として、シャチハタ不可の疑問が挙げられます。
どこでも売ってるような三文判に朱肉を付けて捺印する意味って何でしょうか?
三文判は認印としてOKで、シャチハタは変形するからNGとか意味不明です。
極論を言うと、シャチハタ使って無理やり朱肉で捺印してもバレないでしょう。
本当に三文判とシャチハタの区別が付く人って、どれだけいるのか疑問ですね。
シャチハタはインクの問題もあるようです。最近は印影を直接読み込ませる銀行もあるので、印鑑より朱肉が滅びるかもしれません。
他の印鑑と分ける意味なくない?
印鑑滅びろと思う3つ目の理由として、他の印鑑と分ける意味が挙げられます。
大量生産された三文判でも印鑑登録はできます。最近は印鑑屋も機械彫りです。
一応、規定では同じ印影の印鑑は、実印登録ができないらしいですが疑問です。
同姓同名なら、三文判や機械彫りの全く同じ印鑑を使って見抜いてくれるのか。
もし見抜けないなら実印、銀行印、認印を分ける意味がないと思って当然です。
これに関しては印鑑登録制度がある以上、他人が勝手に法的契約をするリスクがあるので、現状は印鑑を分けるのが安全と言えます。
印鑑に関する利権と策略がある?
印鑑滅びろと思う4つ目の理由として、印鑑に関する既得権益が挙げられます。
最近、デジタルファースト法案が話題になりました。印鑑の簡略化の話ですね。
でも、国会議員やその支持者が既得権益を守るために先延ばしされたとのこと。
ただ、個人的に印鑑屋にそこまでの力はなく本当の悪者は役所だと思ってます。
だって、今どき印鑑はネットで1000円もあれば買えます。儲けも知れてますよ。
でも、印鑑証明を発行する役所の裏側には本当に多くの公務員の影がみえます。
市役所に行く度、職員の数、怠慢な仕事ぶりから税金の無駄遣いだと思います。
全国市町村の職員、天下り国家公務員などそっちの人件費の方が余程膨大です。
印鑑の利権と言えば、国会議員や官僚、市町村役場で印鑑絡みの手続きをする職員の人件費が一番の既得権益だと言えると思います。
日本の印鑑制度に有効な対抗手段
ここまで、日本の印鑑制度に関する疑問についていろいろと検証してきました。
とはいえ、今の日本は印鑑が必要な手続きがまだまだ多いのが現状と言えます。
これに対抗するもっとも有効な手段は、無駄に高い印鑑を買わないことですね。
今は、ネットで印鑑も安く手に入るので、これで無駄な支出を避けましょう!
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